ここ最近、木をひどい切り方で放置している家や空き地のようなところを続けて目撃し、とても気になっています。私は母の職業的に木を大切にしないといけないことが分かりますが、世間の方はそんなにも木をないがしろにしているのだろうかとびっくりしています。

木は気を育てるともいいます。木を育てていくと、様々なことを教えられ、また自分も木からエネルギーを頂きます。最近の住宅は、土をコンクリートで完全に埋め、全く木がない無機質なお宅があります。オシャレ?かもしれませんが、そこにはエネルギーを育む場所はありません。従って、よいご縁も舞い込んできません。

私の知っている方で、こんな方がいました。経営について悩んでいる若い社長さんですが、九州の有名な実業家の方をオフィスに招き、教えを頂く機会があったそうです。その時に、こういわれたそうです。

経営の話をする前にいいたい。このオフィスのグリーンは死んでいる。グリーンひとつ育てられないやつに経営は無理だといって帰ったそうです。

確かにと気付き、それからグリーンを熱心に育て始めたら、従業員のいろんなことに気付けるようになったそうです。数年してから再びオフィスに社長さんを招いた際、グリーンのことだけではなく、お前の顔つきがかわってきたと、随分お褒めいただいたそうです。

神社にある大きな木は御神木といわれますね。どういうことでしょうか。木に神が宿っている?神社含めこの土地をお守り頂いてるから?長年生きてるから?この全てです。古くから神社のある所は、災害時に避難場所とされてきた所がおおいとききます。みなさんのよりどころなのです。神社には木がたくさんありますね。一つ一つに神様が宿ります。それは自宅の木も同じです。

みなさん、木を育ててください。木を大切にしてください。