今回は家族の死去についてのお話を、私自身の体験を踏まえご紹介致します。

皆さんも人生の中で親族の死に向き合って生きてきてると思います。娘の私は10才の時に同居していた祖母を亡くします。それがもの凄い衝撃だった事をよく覚えています。

母が祖母が倒れているの発見し、救急車を呼びました。母が父に連絡などしている間、倒れている祖母とずっといたのは私です。命が事切れる最後の瞬間を二人だけで過ごしました。祖母におきてほしい私は窓を開け風をいれようとしました。ハッキリ覚えています。10才の自分にはそんなことしかできなかったのかと、その後何度も苦しむことになります。

住宅地に鳴り響く救急車のサイレン。だんだんそれが近くなる。

おばあさんきたよ。救急車きたよ。そう祖母に話しました。

救急車が自宅にくる事は10才の子供には衝撃的です。

その後、病院で死亡が確認され、慌ただしい日々を過ごしました。祖母はいなくなったのか。その喪失感を学校にいる時間ですら感じ、どうして死んだのかと原因を追求してしまう自分がいました。まだ祖母は71だったのです。祖母にとっては最後の二年あまりの同居でした。それまでは独りで暮らしており、身の回りのことも難なくこなせておりました。

今なら最後の生活を家族と一緒に過ごせたのなら良かった。と分かるのですが、幼い自分は後悔で苦しみました。もっと話をして、もっと一緒にいることを大切にしておけば良かった。祖母は幸せだったのか?!

この経験はその後の私を大きく変えます。辛い経験は必ず自分を強くしてくれます。祖母の存在の大きさを感じると共に、子孫である自分に何を残してくれたのか、何十年とそれを感じながら生きております。

先日もお墓参りに行きましたが、祖母と話をしました。故人は無条件で聞いてくれます。非常に都合よくこちらの一方通行でも。死後でも孝行できます!生前なにもできなかったと後悔されてる方は定期的にお墓参りをし、故人とはなしてください。これで恩返しできるんです。

あなたの運命変えてみませんか。これをするだけで運命をガラッとかえられますよ。